大阪府の4回目非常事態宣言を受けて

各クラス保護者・コーチの皆様
いつもお世話になり有り難うございます。
日々、チーム運営に一方ならぬご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
昨日も炎天下のなかお世話いただき本当にありがとうございました。
2回目の万博練習も無事に終えることが出来ました。心より感謝申し上げます。

さて、直近の全国で増え続ける感染者数や重傷者数、重篤な状態にある年齢層、あるいは医療逼迫を予感させる現状を鑑み、
大阪府の4回目の緊急事態宣言をどのように受け止めるか、今まで以上に本当に悩みに悩み、揺れに揺れました。
子供達の事、リーグの試合日程、中学高校大学のクラブ活動、豊中市公共施設解放状況など様々情報を確認し検討いたしました。
その中でチームとして「1つの方針」を出さないといけない事は非常に苦しい決断となりました。
本日、ファイティングビーは4回目の緊急事態宣言も前回同様に緊張感を持って8月末までの練習を自粛する事と致しました。
勿論、お子様の気持ちや保護者の皆さんのご希望に添いたい事は常にチームのスタッフの中にあり皆それぞれが同じ気持ちであると言うことは言うまでもありません。
それを十分に理解しても「練習継続を判断出来ない理由」はただ一つです。
チームの行動が「命に関わる事態」となりチームの誰かの身に降りかかるかもしれないと言うことです。
練習に来ていただくことが感染リスクを上げ、その結果ご家族に重大な結果を及ぼす可能性があること、
医療現場の逼迫や救急搬送に関わる様々なニュースや実態を予測すれば練習の熱中症リスクとその関係はチームにとても重大なことです。
今までと同じスタンスでこの緊急事態宣言を受け止めなければ、万が一ご家族の「命に関わる出来事」が起きてしまうと後悔では済まないと考えます。
地域差や他競技、他チームの動向も、きっと子供達には受け入れがたい事と理解します。
今までチームの全ての皆さんが感染予防を本気で取り組んで頂いている事も十分に理解し大変感謝しています。
様々、どんな理不尽な状況に合ってもチーム方針にご理解とご協力を頂いていることも本当に感謝しています。
しかしながら万が一でもチームの行動が「誰かの身に降りかかるかもしれない重大なリスク」となる可能性をどうしても選択する出来ないのです。予定していました8月度の万博練習、通常練習の千里中央の全ての予定を自粛し再開を9月5日を目処と致します。
詳細は今月末に予定されている「大阪府の宣言解除」を受けて改めてご連絡いたします。本当に申し訳ありません。どうかご理解下さい。

見学にお越し頂いている皆様もせっかくお子様も慣れて楽しんで頂いているのに本当に申し訳ありません。
また見学へ時期を見てお越し頂ける予定だった皆様にも度重なる自粛でご迷惑をおかけし申し訳ありません。
どうか9月になりましたら千里のグランドへ遊びに来て下さい。心よりお持ちしています。

2020年度卒業生の選手諸君と保護者の皆様、長らくお待たせして、ようやく15日にお集まり頂こうと準備していましたがこのような事態となり本当に申し訳ありません。
卒業記念品は後日ご自宅へ郵送させて頂く予定でおります。一時は万博に来て頂いてコーチだけでも記念品を手渡しでとも思い悩みましたが
既に各高校の所属となっている以上、万が一このことで学校やクラス、ご家庭にご迷惑をおかけする出来事があればと断念いたしました。
誠に残念でなりませんがどうかご理解下さい。

千里ファイティング・ビー 三井 啓史